皆さんにお聞きしたいんですが、家事って大変じゃないですか?
なめくじも共働き夫婦なんで分かるんですが、仕事に行く前に家事とか働いて帰ってから家事とか中々きついものがありますよね。
お子さんがいる家庭だとなおさら余裕が無くなっていると思います。
本記事ではそんな大変な家事を時短できるおすすめ家電を3つ紹介します!
これらの時短家電を導入すれば、1日につき30分ー1時間は時間の余裕ができるので下記のような時間にぜひ有効活用してください。
- 夫婦の時間
- 親子の時間
- 趣味の時間
- 副業・スキルアップ
- 睡眠や体調回復
記事を読んでほしい人
- 共働き家庭
- 一人暮らし
- 家事が苦手・嫌いな人
結論:時短家電トップ3はこれだ!
- ドラム式洗濯機
- 自動食洗機
- ロボット掃除機
1位:ドラム式洗濯機
堂々の1位は『ドラム式洗濯機』です!
ドラム式洗濯機は内部のドラムを回転させながら衣類をたたき洗いするタイプの洗濯機のことです。
扉が上部ではなく側面についているのが特徴です。
ドラム式洗濯機を導入することによって、今まで必要だった「洗濯物を干す・取り込む」という作業が要らなくなります!
そうなると1回につき10-15分は時短になりますね。
日中で最大3回転はできますので洗濯量と回数が多いご家庭ならばその回数分の時短効果が期待できます。
一度洗濯を始めたら次に時間ができるまで完全に放置できるのもGood。
さらに現在のミドルエンド以上の機種では自動洗剤投入機能が付いているものも多くあります。
それらの機種であれば、誇張なしに本当に衣類を入れてワンタッチで終了です。
ボタンを押すだけでほかほかの洗濯物が出てくる感動はぜひ全ての人に経験してほしいと思っています。
ドラム式洗濯機のデメリットはないの?
無いと言いたいところですが残念ながらあります。
まず、乾燥により衣類の皺や縮みが起きますが以下のように対応するとマシになります。
- 綿が多いと縮みやすい→そもそも綿が多い衣類を買わない
- シャツがぐしゃぐしゃ→形状記憶機能があるシャツに切り替えるかシャツだけ先に出して干す
- セーター→乾燥で一発アウト。必ず手干しする
これはドラム式特有の問題ではなく、なんなら縦型のほうがひどいまでありますがデメリットの一つではあります。
また、ドラム式といえど限界まで詰め込んで洗濯したらさすがに乾燥しきれなくなります。
この問題は用法容量を守ることで回避できます。
そして最大の問題点は本体価格が高い、つまり初期コストがかかることです。
廉価モデルなら10万円台前半からありますが、それでも乾燥機能付き縦型洗濯機の最安値クラスと比べるとどうしても高いです。
初期コストに関しては考え方次第で、ランニングコストでいずれペイできるという発想や、時短して浮いた時間を副業やスキルアップに当てることで収入増に繋がればOKという発想もできます。
なめくじ家では夫婦揃って後者の考え方なのでドラム式洗濯機の購入にためらいはありませんでした。
設置スペースに関しての不安
ドラム式の洗濯機は大型のものが多く、フタの開閉に必要な空間も含めてスペースを広く取る必要があります。
そのため、自宅や搬入経路の広さによっては設置できる機種できない機種が出てくることもあります。
検討しているドラム式洗濯機が本当に設置できるのかどうかは、購入予定の量販店スタッフに見に来てもらうか、専門業者に見に来てもらうと安心です。
選択肢がどうしても少なくはなりますが、狭小スペース用のスリム型ドラム式洗濯機も登場していますので、何とか限られたスペースにつっこみたい方はスリム型で探すといいかもしれません。
日本の住宅事情を考えると、今後も各メーカーがスリム型を出してくれるのではないでしょうか。
縦型洗濯機はどうなの?
さて、現在洗濯機は『ドラム式』以外に『縦型』タイプがあります。
乾燥機付きの縦型洗濯機では時短アイテムとして活用できるのでしょうか?
答えはNo寄りのYesです。手放しでは推奨できません。
特に、夫婦以上の人数分洗濯する予定ならば答えは限りなくNoに近くなります。
縦型洗濯機では脱水後の洗濯物への温風の当たり方が均一になりません。
脱水したあとに遠心力で塊になっている洗濯物の外側から温風を当てる訳ですからね。
外側はしっかり乾燥してるけど、よくよく触ると内側の洗濯物がしっとりという状態があり得ます。
もし乾燥不十分であれば、衣類をより分けて再乾燥するか干すかする必要が出てきます。
対してドラム式では縦回転によって衣類がドラム内部を舞っているところに温風を当てるため、衣類が均等に乾燥されていきます。
それなりの量の洗濯物を一発で乾燥まで持っていきたい場合はドラム式洗濯機がいいでしょう。
折角の時短アイテムなのに、「ちゃんと乾いてるかな?」なんて毎回ひとつずつ確認するのは逆に手間ですからね。
一人暮らしでまめに洗濯をする(1回の洗濯量が少ない)方なら乾燥機能つきの縦型洗濯機は有りかもしれません。
子供の泥汚れが多い家庭にドラム式は大丈夫?
大丈夫ではありますが、泥汚れが強い衣類はバケツやシャワーで手もみして軽く汚れを落としてから洗濯したほうがいいかもしれません。
一般にドラム式洗濯機より縦型洗濯機のほうが泥汚れの洗浄能力は強いとされています。
しかし縦型洗濯機では、汚れは取れても乾燥しきれず結局干す手間が増える可能性もありますのでどちらが適しているかはケースバイケースでしょう。
乾燥機をすでに持っていても買い替える意味がある?
一軒家などで元々縦型洗濯機と乾燥機の両方を使っているご家庭もあると思います。
その場合はどうすればいいのでしょうか?
十分な乾燥状態まで持っていけている場合
あえて今ドラム式洗濯機に買い替える必要は薄いかもしれません。
脱水まで終わったら手動で乾燥機に移す手間は消えるものの、ドラム式洗濯機に変えても感動は薄いでしょう。
しかし、電気式乾燥機を使っている場合は電気代というランニングコストがかさむ為、「古くなってきたし思い切って買い替えるか!」という発想は有りだと思います。
すでにガス式乾燥機を使っている場合は、能力最強なのでそのまま縦型+乾燥機で行っていいと思います。
乾燥機が壊れた時はドラム式への移行を考えてもいいかもしれません。
ちなみに乾燥機にかかる年間の電気代は電気式では¥13,650(概算)だそうです。
十分乾燥できず、衣類を干したり追加で乾燥している場合
ドラム式洗濯機に買い替える価値があります。
洗濯物を干したり、より分ける手間や追加の乾燥でかかる余計な電気代を考えると切り替えをオススメします。
ついでにいえばドラム式のほうが節水できるので水道代も節約できますね。
ドラム式洗濯機は大多数の人にオススメできます
ドラム式洗濯機は、初期コストが厳しい方やどうしてもスペースの関係で設置できないケース以外では非常にオススメの時短アイテムです。
もし悩みが尽きない場合は、近所や親族、職場などのコミュニティでドラム式洗濯機を使っている方にこう聞いてみてください。
「今から縦型洗濯機の生活に戻れる?」と。
きっと口を揃えて「無理。」と言うはずです。
2位:自動食洗機
第2位は『自動食洗機』です。
自動食洗機がビルトインされているかどうかで住む家を選んでもいい程に時短効果が高い家電です。
日本の自動食洗機は乾燥機能まで搭載しているものが多いので、皿を洗う・水を拭くという時間のかかる作業がいっさい要らなくなります。
朝晩2回洗浄するとして、1日あたり10-15分は確実に時短になります。
自動食洗機を使ったことがない人はぜひ試してみてください。
一度経験するとあまりの楽さにもう手洗いには戻れなくなりますよ!
自動食洗機のメリット
なんといっても皿洗いがすぐ終わるということでしょう。
皿や包丁やカトラリーを入れてスイッチ一つで洗浄から乾燥までしてくれます。
夜に洗い物を入れてスイッチを入れておけば、朝には動作完了しているのであとは食器棚にしまうだけです。
庫内の大きさによってはまな板や鍋やフライパンも洗浄することが可能です。
そして手洗いに比べ節水にもなります。
冬にお湯で皿洗いしている場合は節水=ガス代の節約にもなるということです。
自動食洗機のデメリット
洗浄できる汚れに限界があります。
機種にもよりますが、たとえば米粒が乾燥してへばりついているような汚れは多少しか落ちません。
業務用レベルの機能があればいけますけどね・・・。
事前に水に浸けておいたり、軽く汚れを流したりする程度はしておくと無難です。
※おすすめはキッチンペーパー1枚でガンコな食器汚れだけさっとだけ流し拭きしておいて洗浄です。
あと、高温のお湯で洗浄する以上、耐熱の食器でなければ食洗機には入れられません。
食洗機を使い始めたら食器を買う時にまず耐熱かどうかを見るクセがつくようになります。
洗浄中は食洗機周りに熱というか蒸気がしばらく出るので、夏のキッチンの暑さは加速します。
冬は暖かくていいですけどね。
引っ越しを考えているならぜひ導入を
ガチのマジで物件を選ぶ条件に自動食洗機があるかどうかを入れてみてください。
もしくはシンク周りに自動食洗機を設置できるスペースがあるかを考えてみてください。
自動食洗機ユーザーとしては、どんなに好条件の物件であっても自動食洗機がない(設置できない)とすべてが色褪せて見えてしまうほどです。
なめくじも1年前に賃貸→賃貸に引っ越しましたが、キッチンに自動食洗機をおけるスペースがあることを確認した上で物件を最終決定しています。
目安として例を挙げるならば、1口コンロだったり、まな板が縦にしかおけないような狭小キッチンだと設置は厳しいと考えてください。
そういう物件の場合は、外食メインにするほうが時短になるかもしれません。
3位:ロボット掃除機
第3位は『ロボット掃除機』です。
iRobot社の「ルンバ」シリーズが有名なロボット掃除機ですが、各家電メーカーが競って新しい機種を開発・販売しています。
ロボット掃除機だけで家の掃除の全てが終わる訳ではありませんが、広範囲の掃除機を自動でかけてくれるだけでも相当な時短になります。
家の面積にもよりますが1回につき10-20分は時短が見込めます。
特にオススメな、拭き掃除機能も付いている機種を選べば「埃の吸引」と「拭き掃除」を1台がすべてをこなしてくれます。
年々進化するロボット掃除機の効果をぜひこの機会に体験してみてください。
ロボット掃除機のオススメ機種
①吸引と水拭き機能の両方が備わっている機種
価格帯でいうと5万円以上が目安です。
両方の機能が備わっている時点でミドルエンド以上の機種になりますので、オートマッピングや落下防止などの基本機能も付いているはずです。
②自動ゴミ収集機能が付いている機種
ステーションとか呼ばれる充電装置に専用のゴミ箱が付いていれば本体に貯められた埃を吸引して自動的に空にしてくれます。
本体のみだと2-3週間に1回はゴミ廃棄をしなければいけませんが、上記のような収集機能がついていたら廃棄頻度は数ヶ月単位になりとても楽で衛生的です。
①、②両方の機能が付いている機種ですと7-8万円台から探していくことになります。
③シンプルな吸引機能だけのローエンド機種
今は1万円台からロボット掃除機がある時代です。
例えばものをあまり置いてない6畳1間などの清掃はローエンド機種に任せたほうがコスパがよくなります。
初めてロボット掃除機で冒険するのが怖い場合は、まずローエンド機種で時短効果を体験してみるのもいいでしょう。
ロボット掃除機のメリット
なんといっても楽だし時短になるということでしょう。
夜間(音が大きい機種だと✖️)や朝などにオート起動設定をしておけば勝手に綺麗な床が維持されています。
吸引力がそこまで強くないので、清掃中に埃があまり舞わないのも嬉しいポイントです。
なめくじはアレルギー持ちで、手動の掃除機をかけるとくしゃみが止まらなくなるのですがロボット掃除機では作動していても何も感じません。
かといって雑な清掃という訳ではなく、しっかりと綺麗にしてくれます。
機種によってはから拭きや水拭きまで対応可能なことも強みです。
そして多くの機種でIoT対応ですので、スマートホーム化と相性がいいです。
ロボット掃除機のデメリット
デメリットもいくつかあります。
まず段差があると動作しない点があります。
古い家屋では部屋ごとに段差がついており、そこをロボット掃除機が登れない場合は活躍できる範囲が狭まります。
また階段も行き来できませんので、2-3階建てなどの家では階層分の台数のロボット掃除機が必要になります。
他に、ロボット掃除機が入れない狭いソファ下の隙間などは掃除できません。
ですので、ロボット掃除機前提で家具選び(特に足の高さ)やレイアウトをするとベストパフォーマンスを発揮できます。
あと非常にあるあるなのですが、コード類を巻き込むことがあります。
これは上位機種であるほどにセンサーの性能が上がり発生しにくくなりますが、安さ重視で1万円台とかのローエンド機種を買うとまぁまぁの頻度で発生します。
コード類を壁に浮かして這わせたり、コードそのものをモールで覆うことで巻き込みを防ぐことができます。
買い替えた後の家電はどうしたらいいの?
ややこしいことを考えたくない場合は、廃品回収業者にお願いすることが一番でしょう。
大手の家電量販店では有料での回収サービスを実施している場合もありますのでお近くの量販店で検索すると幸せになれるかもしれません。
ただし、どちらにせよ回収の手数料が発生します。
それ以外だと、売れそうであればメルカリやヤフオク、ジモティーなどを活用して中古販売するのも手です。
ある程度、中古売買や大物家電の発送経験が必要ですが、売れそうな場合はノークレームノーリターンで売ることで多少の利益が出ることもあり得ます。
まとめ:時短家電トップ3はこれだ!
- ドラム式洗濯機
- 自動食洗機
- ロボット掃除機
本記事で紹介した3つの時短家電はどれも1回経験すればもう以前には戻れなくなる、とても満足度の高いものばかりです。
昭和30年代に初めて電気洗濯機に触れた人はきっとこんな気持ちだったのでしょう。
忙しい共働きの家庭でこそ、ぜひ時短家電で時間を節約して、人生をより豊かにしてみませんか?
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