古今東西、ホラーはエンターテイメントとして親しまれてきた歴史があります。
映画や怪談話、心霊写真などホラーのジャンルも幅広いですよね。
さて、最近はYoutubeにも心霊系Youtuberがいっぱい参戦してきているのはご存知でしょうか?
ホラーは好きだけどまだYoutubeでホラーチャンネルを視聴したことが無い人のために、なめくじが厳選した心霊系Youtubeチャンネルトップ3(日本)をご紹介します。
別記事では、トップ3以外にもおすすめの心霊系チャンネル6つを紹介していますので合わせてご覧ください。
心霊系Youtubeチャンネルランキング
第一位:ゾゾゾ
ゾゾゾ
総動画数52本という少なさでありながら総再生回数1.1億回以上を誇る大御所です。
※平均1本200万再生数オーバー。これを超えられる人気のホラーチャンネルは今後も出る気がしませんね。
メインパーソナリティ落合陽平を中心にディレクター皆口、スタッフ内田・山本・たける、スペシャルゲスト長尾というメンバーで活動をしている。
wikipedia
心霊スポット・恐怖ゾーン・曰く付き廃墟といったスポットをレポートして、食べログのようなホラーポータルサイトを作るという目標を掲げたホラーエンタテイメント番組
ホラーがあまり好きそうではない落合さんを、他スタッフが(時には騙して)心霊スポットに引っ張り出しては探索していくというスタイルです。
ゾゾゾのここが魅力!
ゾゾゾの魅力は個性豊かなメンバーです。
メイン落合さんの人を惹きつける人柄とコメントの安定感、ディレクター皆口さんの怖さと面白さを同居させた編集と立ち回り、演出補内田さんのちょっとやんちゃでイジられキャラ、スペシャルゲスト(大体いつもいます)長尾さんの強烈な見た目と裏腹な冷静さと分析能力。
彼ら出演者の個性と確かな企画・編集能力が噛み合って、毎回外れのない質の高いホラーエンターテイメント番組を制作しています。
ゾゾゾのホラー要素
ホラーエンターテイメント番組と銘打ってる通り怖さと面白さを合わせた内容ですので、ひらすらビビらせるガチガチのホラーテイストというよりは緩急がついたホラー感です。
ホラー映画のように音や光で驚かせるような手法が苦手な人でも安心して楽しめます。
きっとそういった間口の広さも人気の要因なんでしょうね。
ゾゾゾの厳選おすすめ動画
ゾゾゾの補足情報
長尾さんがメインパーソナリティを務める「家賃の安い部屋」というサブチャンネルで、視聴者から投稿された心霊写真や心霊動画を取り扱っています。
落合さんがやりたいことをやるというサブチャンネル「落合陽平の10万ボルトTV」では、メインチャンネルと違って笑顔いっぱいの落合さんを見ることができます。
第2位:オウマガトキFILM
第2位には正統派ホラー演出で人気の「オウマガトキFILM」がランクイン!
こちらも総動画数48本、総再生数3200万回を誇る人気チャンネルです。
出演のヒロさん・トモさんとカメラのTさんによる3人組が、事故物件や心霊スポットを探索したり検証したりします。
メインは3人での探索ですが、検証度合いが物足りないと気軽に1人で心霊スポットを再訪する大胆さも見どころです。
オウマガトキFILMのここが魅力!
オウマガトキFILMの魅力はじんわり背中に冷や汗をかくような映像演出が魅力です。
クラシックの名曲「G線上のアリア」や「夜想曲第2番 変ホ長調 作品9-2」をホラー動画のBGMに採用するセンスも冴えています。
オウマガトキFILMは単なるスポット探索動画に収まらず、スポットにまつわる恐かったり悲しかったりするエピソードを織り混ぜて、ひとつの物語として構成しているのが特徴です。
オウマガトキFILMのホラー要素
心霊・物の怪・人怖など正統派の日本的なホラー要素があります。
音、映像、構成、編集の仕方が秀逸ですのでホラー好きの人が十分に満足できる映像作品となっています。
ホラーを苦手な人が一緒に見るには少し辛いかなという印象です。
オウマガトキFILMの厳選おすすめ動画
オウマガトキFILMの補足情報
オウマガトキFILMの初期で福岡の十三佛という有名な心霊スポットに行く動画があります。
その動画が「この後、僕たちはお祓いに行きました ((心霊))」というタイトルなんですね。
なめくじの妻は割と”見えてしまう”家系の人間なんですが、オウマガトキFILMの最近の動画を見せたら「こっちの人(ヒロさん)に多分なんか付いているからあまり見たく無い」との感想でした。
残念ながら祓えてないかもしれませんね。
第3位:Yama Q
最近流行ってきている(?)事故物件系Youtuberがランクインです!
その流行の引き金となったのが「Yama Q」です。
現在住んでいる事故物件に関する動画を投稿し始めたのが10ヶ月前ですが、すでに1000万を超える総再生回数を誇る人気チャンネルとなっています。
事故物件系の動画はわずか26本ながら平均40万回弱も視聴されているのは驚異的ですね。
Yama Qのここが魅力!
投稿主が現在住んでいる賃貸物件では、散発的ながらポルターガイストのような怪奇現象が発生しています。
前住人が亡くなった場所だという洗面所を中心に激しいノックのようなラップ音や扉の開閉、物が飛ぶ様子がGoProなどの映像で鮮明に捉えられています。
また、住宅の目の前の道路のどこかからお爺さんの悲鳴のような独特の『声』が響きわたります。
Yama Qは視聴者が納得できるような論理的なアプローチでこれらの原因を追求していこうというチャンネルです。
現在はサーモグラフィーも導入して徐々に検証装備が整ってきています。
ひたすら怖がる・怖がらせる動画が見たいというより、その原因が本当に怪奇現象なのか解明したいというファンにとって満足できる投稿内容になっています。
Yama Qのホラー要素
投稿主単独で怪奇現象に対してアプローチをしているのですが、怪奇現象への接し方が非常に冷静で淡々としています。
BGMやSEも一切つけない徹底ぶりで、第2位の「オウマガトキFILM」とはある意味対極にある動画スタイルです。
その分ホラー要素としてはやや薄めにはなりますが、怪奇現象そのもの(特に『声』)が際立つ印象です。
投稿主が冷静なのでホラーが苦手な人でも見られる内容ですが、決して怖くない訳ではありませんので注意してください。
特に一人暮らししている方にとっては見たら後悔する動画かもしれません。
Yama Qの厳選おすすめ動画
Yama Qの補足情報
投稿主は周りを散策する風景や地図なども動画に載せていますので、探せば割と簡単にGoogleMapで自宅住所を特定できてしまう状況です。
それが悪い方に出て、ちょっと尖ったツイキャス配信者が自宅近くに凸してしまったことがありました。
しかし、その生配信でも自宅やその周囲の道路から不可解な物音や誰もいないのに近づく足音が捉えられ、結果的に怪奇現象の信憑性を高めたのは皮肉といえば皮肉ですね。
ちなみに生配信のアーカイブ(現在は削除済み)を見たところ、ヤラセを暴こうと意気込んでいた配信者がビビり散らかしていました。
なめくじ妻はYama Qの動画も視聴したことがありますが、「亡くなった前住人は関係なくて、外から家に霊道が通っているせいだと思う」とのことでした。
個人的には怪奇現象が物理現象として科学的に解明されることを楽しみに視聴しています。
最後に
以上、なめくじが厳選した心霊系Youtubeチャンネルトップ3(日本)を紹介しました。
どれもホラー系Youtube動画を見たことのない方の導入にはぜひおすすめしたいチャンネルです。
本記事に載せた動画以外にも質の高い動画が投稿されていますので、興味が出たらぜひ他の動画もチェックしてみてくださいね!
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