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最近、日本の高配当銘柄探しに余念が無いなめくじです。
こんにちは
さて高配当株投資をしていたり、これから始めたいという人は多いと思います。
しかし障害になるのは「どうやって簡単に優良銘柄を探すか」です。
このハードルで挫折した人も多いやろ
専業投資家ではない以上、上場企業全ての決算書に目を通してみっちり銘柄分析する時間なんてありません。
そんな悩みを解決するために、本記事では無料の「銘柄分析ツール」を使った簡単な優良高配当銘柄探しの方法(以下、本方法)を紹介します。
このやり方で、なめくじは仕事やプライベートの隙間時間で、現在約50銘柄の高配当株に投資をしてしっかり管理できています。
高配当株投資は銘柄選びと、その後の定期的なメンテナンスが必須となります。
本記事を最後まで読んで、ぜひ簡単で省エネな方法を身に付けてくださいね。
結論
- 銘柄分析ツールは神ツール
- Yahoo!ファイナンスとMoneyfowardMEでもっと便利に
- 銘柄選びからメンテナンスまでバッチリ
使うアプリ
まずは本方法で使うアプリを紹介します。
便宜上「アプリ」としましたが、お金のかかるものはありません
- 銘柄分析ツール(投資家バク様)
- Yahoo!ファイナンス
- MoneyFowardME
これらは全て無料(有料サービスもあるが無料の範囲内で可能)で使用することができます。
ただしYahoo!ファイナンスとMoneyFowardMEは無料の会員登録が必要となります。
では、順に使い方を見ていきます。
銘柄分析ツール(投資家バク様)
本方法の要が、この銘柄分析ツールです。
公表されているご本人が神ツールと自信を持っている通り、本当に神ツールです。
看板に偽りなし
ベタ褒めしてますが、なめくじは1円ももらってませんからね
上場している企業の重要データをGoogleスプレッドシート機能を使って一覧表示などされており、銘柄のスクリーニング〜分析まで完璧です。
最新版ではアップデートが加えられており、従来必要だった最新情報の更新手順がめちゃくちゃに簡略化されています。
まずはページ上部にある、「銘柄分析ツールのダウンロード」からコピーを作成して自分のドライブの好きな場所に保存してください。
銘柄分析ツールを開いたあとは利用マニュアルタブを見つつ、まず最新情報に更新しましょう。
次にB列までと4行までの表示を固定することをお勧めします。
こうしたほうが表を見やすいです
以降は4行の各セルに存在するマークをクリックし、お好みの条件で銘柄をフィルタリングしたり並べ替えたりするだけです。
参考までに、2022年11月時点でのなめくじのフィルタリング条件を提示しておきます。
- EY列「主要4指標」を「300以上」
- AC列「減配回数」を「2以下」
- AO、AP列「売上平均成長率」を各「0以上」
- AZ、BA列「営業利益平均成長率」を各「0以上」
- BL、BM列「EPS平均成長率」を各「0以上」
- I列「配当利回り」を「3.75以上」にしてZ→Aで並べ替え
上場している約3850銘柄がこれだけで160銘柄程度に絞られます
理屈が分からないと真似するのが怖いと思いますので、なぜこういったフィルタリング条件にしたかを簡単に説明しておきます。
①EY列「主要4指標」を「300以上」
ツール作成者である投資家バク様が企業の業績等、独自の配点を加え総合したものが「主要4指標」です。
なめくじがまだツールを使い慣れていない頃には、スクリーニング後にIRBANKで実際に銘柄の業績や財務状況などを確認していました。
そうすると優良(と、なめくじが判断した)銘柄が全て300以上でしたので、そのままスクリーニング条件として採用しました。
②AC列「減配回数」を「2以下」
高配当株投資では減配は大きな失点です。
コロナ禍で多くの企業が外部要因で減配せざるを得なかったため、減配1回程度は許容します。
減配した時期や減配額は別途、手動で最終確認します
2回目の減配は「まあ長い目で見たら業績が苦しくなる時も1年くらいはあるよね」と個人的には思って許しますが、人によっては許せないかもしれません。
ただ2回減配している銘柄は、ある意味信用が悪化しているので、他の銘柄より最終チェックを厳しくします。
減配3回以上は言い訳不能です。
③AO、AP列「売上平均成長率」を各「0以上」
売上が成長しないということは、業界が縮小しているかその企業の業界内シェアが低下していることを示唆します。
長期投資で斜陽銘柄に投資したくはありませんので、5年以上の長期でマイナス成長をしている場合は除外対象とします。
ただしコロナ禍でマイナスになったのは企業の責任ではありませんので、1・3年の成長率は不問とします。
2025年以降は3年成長率も「0以上」にするかもな
④AZ、BA列「営業利益平均成長率」を各「0以上」
営業利益が成長しないということは、不採算部門や不要な人員などを抱えている可能性があります。
材料費の高騰は営業利益に影響しますが、それでも5年以上かけて飲み込めないようであれば未来がありませんので除外します。
ただし(以下同文)
⑤BL、BM列「EPS平均成長率」を各「0以上」
EPSとは1株当たり純利益のことで、1株分の投資でどれだけ企業が純利益を得たかを示しています。
シェアの拡大、生産性の向上などにより基本的には成長するはずですので、やはりEPSが長期で下がるようであれば斜陽として除外します。
たd(以下同文)。
⑥I列「配当利回り」を「3.75以上」にしてZ→Aで並べ替え
なめくじは高配当株を税引前3.75%以上の利回りと定義していますので、まずは3.75でスクリーニングします。
その後にZ→Aで高い順に並べ替えて情報を見やすくしています。
Yahoo!ファイナンス
Yahoo!ファイナンスは市場が開いている間もリアルタイムで情報が更新されるため、売買タイミングを図るのに最適です。
まずは会員登録をしてログインしましょう。
銘柄分析ツールでスクリーニングをかけ、投資し始めた、あるいは監視リスト入りした銘柄はYahoo!ファイナンスのポートフォリオ(以下、PF)に登録します。
手動でめんどくさいが、仕方なし
PFには1つにつき最大50銘柄までしか登録できませんので、適当に1000〜4000番台などとコードで分けて2つに登録します。
ただし、「ワシは厳選した50銘柄以下でいくゾイ!」って人はPFは1つで十分です。
なめくじは50〜100銘柄でPFを組むので2つ必要ってだけです
PFの表示設定はお好みですが、参考までに現在のなめくじの表示設定も記載します。
- コード・市場・名称
- チャート
- 現在地
- 前日終値
- 購入価格
- 配当利回り
- 損益(%)
- 時価
- 株式保有数
- 株価収益率(PER)
- 純資産倍率(PBR)
- メモ
ちなみにメモには、IR BANKにて個別に分析した財務状況などを記入しています。
時間に余裕がある日は、リアルタイムの市場動向を見つつ良きところで売買するといいでしょう。
優良高配当株を発見MoneyFowardME
有名な家計管理アプリであるMoneyFowardMEですが、自分の証券口座を登録しておくと保有銘柄が表として一覧化されます。
この表を分析ツールのPF一覧タブにコピペすると、PF分析タブにオリジナルPFが自動出力されます。
手間入らずでセクター分散などを確認できるから便利
MoneyFowardMEは会員登録する必要がありますが、本方法では無料の範囲内で十分です。
もし本方法以外で、もっと便利にMoneyFowardMEを活用したいのであれば課金を検討しましょう。
最後に
いかがだったでしょうか。
本記事では無料の「銘柄分析ツール」を使った簡単な優良高配当銘柄探しの方法(以下、本方法)を紹介しました。
なめくじもおそらく銘柄分析ツールの実力をまだ発揮させ切れていませんので、ぜひ投資家バク様のHPで使い方を学んで研鑽を積んでください。
また高配当株投資は一旦投資を始めれば手間が少ないとは言え、定期的なメンテナンスは必要です。
やはりこれも銘柄分析ツールのPF分析タブを使いながら行ってください。
なめくじは投資が趣味なので1週間毎にしますが1ヶ月毎でもOKです
ちなみに銘柄のスクリーニング方法は解説しましたが、銘柄の財務や業績の見方(ファンダメンタルズ分析)に関しては以下の記事を参照してください。
本記事を見て高配当株投資を始めてみたいと思った人は、手数料最安クラスで単元未満株から投資できるSBI証券での口座開設がお勧めです。
では次の記事でお会いしましょう!
またな
- 銘柄分析ツールは神ツール
- Yahoo!ファイナンスとMoneyfowardMEでもっと便利に
- 銘柄選びからメンテナンスまでバッチリ
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