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最近キャンプが熱いですよね。
密にならずに夫婦や家族で楽しめるレジャーとして、近年の人気っぷりは目を見張るものがあります。
また、1人で楽しめる趣味としてソロキャンプも注目されています。
そんなキャンプに、Geekを自認するなめくじ夫婦がデビューしてきました。
この日のためにYoutubeの動画で2年勉強してきました
行動力無さ過ぎて笑う
本記事ではキャンプ素人で一切のアイテムも持っていなかった夫婦が、初めてのキャンプにチャレンジした感想をまとめています。
これからキャンプに挑戦しようとしているカップル/夫婦はもとより、ソロキャンプを考えている人にも参考になる内容です。
ぜひ我々の失敗を糧に、楽しいキャンプデビューをしてみてくださいね。
結論
- キャンプに合わせたギアの選択が大事
- 山の寒さを舐めたらアカン
- キャンプは楽しい!
近年のキャンプ事情
元々一定の人気があったレジャーであるキャンプですが、コロナ禍でも気兼ねなく楽しめるとしてここ2年でグッと人気になりました。
2015年にYoutubeデビューした芸人のヒロシさんによるソロキャンプチャンネルも、今日のキャンプブームの火付け役となっています。
さて、キャンプと一口に言っても実は色々なジャンルがあることをご存知でしょうか?
- ソロキャンプ、デュオキャンプ、ファミリーキャンプ
- 電車、バイク、車キャンプ
- 日帰り(デイキャンプ)、宿泊
これも分類としては一部やで!
キャンプ自体が人気になるにつれ、その細かな派生がジャンルとして確立していきました。
どれが正解という訳ではありませんので、お好みでジャンルを選んでみてください。
なめくじ夫婦のキャンプ事情
さてここからなめくじ夫婦の実際のお話になります。
我々はまともなキャンプ経験の無いズブの素人2人です。
なめくじはディスカバリーチャンエルのサバイバル動画で予習済みです
普通のキャンプに役立つ知識は無いやろ
さて、以下で順に初キャンプの楽しさや素人ゆえの苦労を共有していきますね。
キャンプスタイルの選択
なめくじ家の車はダイハツのミライース(安さ全振りの軽)なので、車中泊は難易度が高いです。
よってなるべく最小限の荷物を持って、現地でテントを張るオーソドックスなキャンプスタイルを選択しました。
”しか”選択できなかったの間違いやろ
はぁぁ?イースたんでも頑張れば車中泊できるんですけど?!
そんな必死ならんでも
キャンプの時期と場所
キャンプには2022年のGWに行ってきました。
場所は京都府の「JMDオ-ト&ファミリ-キャンプ場」です。
ハイシーズンであるGWの影響でやや高いのか、電源ありの区画で一泊5,000円でした。
1週間前に空いてるサイトを探しましたが近隣三県で数ヶ所だけでした…
人気のシーズンは1ヶ月前から予約すべきやな
ちなみにキャンピングカー用サイトとなっていますが、サイトに行くまでの道が狭くて「ガチのキャンピングカーはそもそもたどり着けんやろ」って思いました。
あと「なっぷ」に表記されている区画面積は3組合わせたものですので、想定するよりかなり狭いことに注意が必要です。
夫婦初キャンプの感想
さて、気になる初キャンプの感想を紹介していきます。
以下の順に説明していきますね。
- 山を舐めたらアカン
- 火おこしは簡単
- キャンプの現地準備や片づけって大変
- 楽しい!
1.山を舐めたらアカン
夫婦2人とも一番強く実感したことから説明します。
つまりどういうことかと言うと、「山の気温変化は平地とは訳が違う」ということです。
キャンプ地に着いたのは高速の渋滞もあって予定時間遅れの午後12時過ぎ。
その当時はTシャツ1枚でも汗ばむ快晴で、確実に日焼けしていました。
帽子無しじゃ下手すりゃ熱中症心配する日射やな
そこから過ぎること6時間程度、夜6時過ぎにはヒートテックとパーカーを着込んでも寒くなっていました。
更にもう1枚の上着+焚き火で体温は維持できましたが、火が消えてからは外にいるのは厳しい気温になっていました。
5月ですら最終気温は7℃程度、実に20℃以上の寒暖差に山の厳しさを痛感しました。
2.火おこしは簡単
個人的に一番心配していたのは「ちゃんと火を起こせるか?」でした。
なぜなら、エドのサバイバル動画で火おこしに苦労していることを何度も目にしていたからです。
ちなみにエドが苦労の末に火が付いて大喜びしてるシーンが好きです
しかしその心配は無用でした。
メタルマッチと安物の着火剤だけでものの3分程度で火をおこすことができました。
文明の利器万歳
メタルマッチ自体の操作も簡単ですし、チャッカマンや100円ライターなら尚のこと簡単に着火できると思います。
薪には広葉樹の太めのものを使いましたが、しっかりバトニング(薪を細かくする作業)すれば問題なく火を育てることができました。
ちなみにバトニングをするにはある程度しっかりしたナイフが必要になります。
なめくじが使ったのは王道中の王道であるモーラナイフで、Amazonで翌日着でした。
最初は折れないか心配でしたが、途中からガンガン叩いてました
3.キャンプの現地準備や片づけって大変
意外な驚きポイントとしては、テントを含めたキャンプ設営の準備や片づけに時間がかかることです。
もちろん慣れれば早いんでしょうけどね
狭い自宅では設営の練習なんてできませんので、ぶっつけ本番で初めてのテント張りに挑みました。
実際にテント設営の準備を始めて様になるまでに、実に1時間もかかりました。
私たち同様に初キャンプの場合は、最初は1時間を見込んでタイムスケジュールを組んだ方が無難かと思います。
慣れれば所要時間10~15分かな?
また片づけ時間も意外とバカにできません。
実際の所要時間としては2人で1時間半で、チェックアウト時間ギリギリまでかかりました。
慣れてないというのもありますが、大きな要因は炊事場が混むことです。
食器や焚き火台をザックリと洗う必要があるため、午前中は炊事場がとても混みます。
ですので、片づけの見込み時間は「他の人たちの動き」も計算に入れる必要があります。
4.楽しい!
マイナス要因ばかり先に挙げてしまいましたが、トータルではとても楽しく過ごせました。
これはガチ
なめくじ夫婦は美味しく飲み食いするのが好きなのですが、キャンプ飯も十分に堪能できました。
また快晴ということもあり星空もキレイで、ゆったりと特別な時間を過ごせました。
ブログなのに申し訳ないですが、実際に経験して初めて楽しさが分かります
夫婦キャンプのメリットを言語化するなら以下の通りです。
- 夫婦の時間がゆっくり取れる
- 非日常のわくわく感が味わえる
- デジタルデトックスができる
- 仕事の喧噪を離れ、心や頭を無にできる
キャンプ記事は別ブログに独立させましたのでそちらもぜひどうぞ!
最初に揃えておきたいキャンプギア10選
ゼロから始めた夫婦が、必要性を痛感したキャンプギア(アイテム)を紹介していきます。
正直言って全部ガチです
1.テント/タープ
そらそうよ、という感じですがテントが必須です。
テント内には山の上の寒暖差や幕内外での寒暖差により結露が激しいことを覚悟しましょう。
誇張じゃなくビッチョビチョになった
外側のフライシートも必須ですし、内側のインナーシートもできれば二重が望ましいと思われます。
インナーシート1枚だと、シートについた結露が雨漏りのようにポタポタ垂れてきます。
また、テント以外にタープがあると便利です。
日差しの強い日では日よけを作れるタープは必須に近いです。
また、小雨が降ってもタープがあれば問題なくキャンプを堪能できます。
なめくじ夫婦はタープを買わなかったことを後悔しました
2.コット(ベッド)
コットとは組み立て式のベッドのようなものです。
なめくじはこれ無しで寝られる自信が無いです
寝る時の身体と地面をコットで離すことで、地面からの冷気を受けにくくする効果があります。
そしてもっと大事な利点ですが、「地面のゴツゴツから身を守る」ことができます。
地面が砂利だったせいもありますが、地面の凹凸は予想以上に強く正直言って痛いです。
銀マットを敷いても厚着して河原に寝そべるような感覚や
もちろん各種ギアの性能によって地面に寝ることも可能でしょうが、なめくじはコットを携行することをお勧めします。
3.厚手のレジャーシート/カバー
テントのグラウンドシートだけでは地面の凹凸で居心地が悪いため、シート/カバー類があると快適になります。
100均の銀色シートでも構いませんが、厚みが足りないためにさらにファブリックのカバーも準備することをお勧めします。
ファブリックは洗濯機で丸洗いできるものを選ぼう
ただし幕内では椅子に座るなど、まったく地面に腰を下ろすことが無い場合は必要ではありません。
4.居心地のいい椅子
キャンプ中では大半の時間は椅子に座っています。
値段で決めるのではなく、自分の体格や椅子に求める性能にこだわって準備しましょう。
また椅子にかけるファブリック(モコモコのもの)を準備するのも、キャンプでの居心地の良さを演出できますのでお勧めです。
5.シェラフ(寝袋)
椅子が日中であればシェラフが夜間の主役です。
先に述べたように山の気温は想像以上に下がりますので、時期に合わせたシェラフの選択は重要です。
だいたいはコンフォート温度が設定されていますが、我々素人は気温変化を見誤るので想像の-5℃くらいで選ぶと良さそうです。
2択で悩むなら寒い方に合わせるべし
6.焚き火台&薪
キャンプと言えば、焚き火を外してはいけないでしょう。
現在は直火OKのキャンプサイトはほとんど無いようですので、基本的に地面から火を離せる焚き火台が必要になります。
さて焚き火台のサイズですが、思ったより小さくても大丈夫そうです。
夫婦2人ではA4サイズで十分でした
焚き火台が大きいと持ち運びの重量が増えるのと、薪の消費量が増えるために大は小を兼ねるとはなりません。
キャンプに行く人数で適切なサイズを選択することが必要となります。
また、薪に関しては一晩だけであれば1ロール分でちょうど良く使い切れます。
2泊以上を予定していたり、大火力を想定しているなら多めに買うといいでしょう。
7.ブッシュクラフト・ナイフ
ホームセンターなどで売られている薪は比較的太さが残っており、そのままでは着火剤を使おうが着火が困難です。
よって購入予定の薪が指2本以上の太さであればバトニング用のナイフが必要となります。
バトニングとは薪を更に小割りする作業のことです
しかし一般的なナイフではバトニングをする際に刃の厚みが足りずに折れる危険性があります。
ですので、必ずブッシュクラフト・ナイフを準備しましょう。
フェザースティック製作にも使えて一石二鳥や
アッキス(手斧)はあると便利ですが必須ではありません。
楽するために総重量を増やしてアッキスを携行するか、それともナイフだけで頑張るかはキャンプ計画次第でしょう。
8.カセットコンロ
焚き火台があるから不要と感じるかもしれませんが、意外とカセットコンロは重要です。
カセットコンロの重要性は以下の通りです。
- 焚き火の着火に失敗した時のリスクヘッジ
- 熱源は複数あると調理に便利
- 冷やす時間が要るので撤収日は焚き火台を使いにくい
- 一瞬で付く火は初心者のキャンプ運びを円滑にする
もちろん無くても構いませんし、おそらくソロキャンプ上級者などは持っていかない装備です。
しかし念のために持っていくと安心感が違いますし、小回りが利く熱源の便利さに必ず感謝するタイミングがあります。
コーヒー一杯沸かすだけに焚き火仕込むのはきつい
代替品としては「ガスバーナー」や「極小ストーブ」があります。
9.クーラーボックス
食材を入れるクーラーボックスはデイキャンプ/泊まりを問わずに必要となります。
省スペースを重視するならソフトタイプですし、机代わりにも使いたいならハードタイプがお勧めです。
またハードタイプは車輪付きのものもありますので、距離を運ぶ必要のあるサイトでは重宝します。
クーラーボックスは断熱性はもとより、運搬性も意外と重要な要素です
10.ランタン
キャンプサイトは街中と違い基本的に真っ暗です。
ですので夜の視野を把握するためにランタンは必須と言えます。
さて準備するランタンの数は常設2個+携行用1個が最低ラインです。
LEDの方が省エネかつ高光量ですが、ガスランタンの方が間違いなく雰囲気を出せます。
LEDを選ぶにしても、できれば「電球色(オレンジ系の光)」にするとキャンプ気分を演出できます。
全部昼光色を選んだせいで正直ちょっと味気無さがあったな
安いギアだとどうしてもそうなっちゃうんですよね
また必須ではありませんが、ランタンを吊り下げる「ランタンポール」や幕内で吊り下げられるカラビナなどのギアも準備すると◎です。
最後に
いかがだったでしょうか。
我々なめくじ夫婦が全くのゼロからキャンプギアを選択して、実際に1泊のキャンプを行った正直な感想をお伝えしました。
キャンプギアは、夫婦用で厳選して5万円ほどは投資が必要だと思います。
ソロでも最低3万円は欲しいところや
人によっては、趣味として出費が大き過ぎるかもしれません。
しかしこれだけは約束できます。
「キャンプは楽しい」
なめくじの初めてのキャンプの感想は、純粋に「楽しい」というものでした。
もしかすると一生の趣味になるかもしれません
ブームになるほどに多くの人を魅了するキャンプ。
実際に経験すれば、あなたもその理由が分かるはずです。
本記事で紹介した知識やギアは素人の考えですから参考程度にしておいてください。
実際にはもっと値段を抑えて準備してもいいと思います。
とにかく防寒対策だけしっかりして、一旦はキャンプを経験してみること。
ハマる人は底なし沼のようにハマっていく、キャンプの世界にあなたも参加してみませんか?
もしかするとなめくじ夫婦以上に楽しめるかもしれませんよ。
では次の記事でお会いしましょう!
またな
- キャンプに合わせたギアの選択が大事
- 山の寒さを舐めたらアカン
- キャンプは楽しい!
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